
【建設業】の新しい動き
国土交通省は、建設業に対し下請企業を中心に、健康保険、厚生保険、雇用保険について、法定福利費を適正に負担しない企業があることを問題視しています。 関係法令を遵守して適正に法定福利費を負担する企業ほど、競争上不利になるという矛盾した状況が生じているため、国土交通省は社会保険未加入問題に取り組むことが示されました。建設業更新時に社保加入のチェックが入ります。
社会保険未加入対策の具体化に関する検討会(国土交通省)

【介護事業所】改正介護保険法の施行
改正介護保険法の施行により、事業主に労働基準法の遵守を求めることが示されました。労基法違反が、事業者の指定取り消しにつながる。労基法をどのようにクリアしていけばいいのか?これは、小規模な事業所も対象になります。
訪問介護労働者と労働基準法(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kantoku/dl/090501-1_0002.pdf

【運送業】
トラック運送等、道路貨物運送業は、過労死(働きすぎによる脳卒中等、脳、心臓疾患が原因の過労死)の労災認定が多く、長時間労働から運転手に過度の負荷がかかって事故となるケースが多発しています。
トラック運転者の労働時間等改善基準のポイント
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kantoku/dl/040330-10.pdf